現役栄養士インタビュー(4) 他の業種と管理栄養士の違い

現役栄養士インタビュー(4) 他の業種と管理栄養士の違い

現役栄養士インタビュー

大阪栄養士ナビのインタビュー第7弾をお届けします。

K様インタビュー第四回:他の業種と管理栄養士の違い

第4回の記事では、K様が業務で心がけていること
実際に働いてみて感じた他の業種と管理栄養士の違いについて語っていただきました。

―――管理栄養士のお仕事について、転職する前と転職した後で印象がかわったことはありますか?

転職する前は、学生時代のインターンシップ先の病院のイメージが強く、とにかくひたすら時間までに調理管理を行い、配膳がひと段落したらカロリー計算をすることを徹底し、患者さんと会話をすることはほとんどない、という忙しい印象でした。

管理栄養士としての転職後は、病院ではないですが、カロリー計算含め、対象者の方の考え方を聞きながら、本人の意向に可能な範囲で寄り添いながら、できることを提案する、密着したサポーターなのだなという印象です。
ただ、私がインターンシップを受けていた時代からは時も経っているので、病院の管理栄養士の在り方も大分変わってきていると、友人や知人から話は聞いています。
どんな場所でも、生きていく上で切っても切れない、食事をするという行為をサポートするプロとして、なるべく人と関わっていきたいなと思っています。

―――実際に働いて感じた栄養士と他の業種との違いは何かありますか?

特定保健指導において、面談業務は対象者8人までは管理栄養士1人と定められております。
予め誰がどこに行くとシフトで調整しているため、急な担当変更の調整が難しいことが、他の業種との違いのひとつかなと思います。
特に出張して遠方に赴く際、例えば体調不良等で当日に欠勤連絡が来た場合、早朝から他に行ける人を探して手配します
また、先方とのお約束の時間に間に合わなさそうであれば、事情を説明して時間を遅らせてもらうなどの調整が発生します。
そのため、毎日その日の面談業務の移動開始時間などをチェックし、その時間には社用携帯に出られるように準備しています。
早い時は朝の4:30くらいの時もありますので、寝坊しないように目覚ましを3つセットして対応しています。

―――とても朝が早いですね!残業は頻繁にあるんですか?

残業について、面談時間は大体9:00〜18:00の間に実施されることが多いので、基本発生しませんが、面談中にできるはずの処理ができなければ、残業するなど、ある意味自分の裁量次第です。
また、うちはシフト制で勤怠管理しているので、ほぼ希望通りに休みを取る事ができます
ただ、繁忙期の時は相談しながらお休みを取ってもらったりなど、波はあります。
コールセンターでも同じような印象でしたので、ここまでは大差はないかと思いますが、やはり、管理栄養士は女性が圧倒的なので、女性が働きやすい環境が揃っているかなと思います。
産休や時短勤務などの取得や周りの理解はもちろん、小さいお子さんがいる方も多いので、急な出来事への対応は、みんなでカバーするという文化が出来上がっていると思います。
あとは、女性ばかりとはいえ、サバサバしている方が多いのか、明るく楽しい職場の雰囲気は、とても気に入ってます。

―――改めて、お仕事に取り組む中で、大切にしていること、心がけている姿勢があれば教えてください。

まずは相手がどう考えているのか、何を望んでいるのかを第一優先とし、話を聞いて共感することを大切にしています。
また、いくら共感しても自分のことと思ってもらわないと行動変容に繋がりにくいので、できるだけその方の話から、できそうなことを提案し、できるイメージを持ってもらうことを意識しています。
自分もそうですが、できるイメージがないと中々動きませんからね。
でもイメージは人によってかなり違うこともあるので、いつも難しいなと思ってます。
ただ、いろんな方々とお会いでき、お話しできることは自分にとって、とても勉強になります。

第5回今後チャレンジしたいこと

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